ただいま、新しい世界。
最果てのバベルって、どうやら「人の心を動かすもの」が最初からもりもり詰まっているらしい。
バナー広告で初めて見かけた時は一瞬でイラストとタイトルに惹かれ公式サイトに飛んだものだ。
物心ついたころからファミコンの2P側コントローラーについていたマイクで遊んでおり25年以上もゲームと生きてきた私だ、直感はそれなりに働く方だと思う。
そこに並ぶ「野島一成」「崎元仁」の文字。
ときめかないわけがないのだ。先日紹介動画でインタビュー映像を見た時は「神って生きて喋るんだな…」なんてぼんやり思った。
私が野島一成氏を知ったのはFF7からだ。
それまでは兄がプレイしていたFF5の隕石を見て「ハンバーグが空から降ってきた」と叫び6では崩壊後の世界を冒険しているのに「オペラを見せて」と駄々をこねるいたいけな少女だった私もFFがプレステで出た時は驚いた。なんかすごい。すごくきれい。色んな音なってる。
そしてあのストーリー。皆まで言うな。
世界を救おうとした、いつも明るく笑う仲間が死んでしまう。生まれて初めてゲームで泣いたのはFF7が最初だったように思う。
そして大人になってプレイし直した時はクラウドが自分の過去と向き合った後に「それでも俺達の乗った列車は途中下車できない」と言ってのけたシーンで彼の変化に泣かされたものだ。人の心の変化、生き方の変化に感動できる大人になったのはゲームのおかげ。
やっぱりね、名実ともに「星の命を救う」ってすごいですよ。自分達自身の生命もかえりみずに生きとし生けるものの為に戦ってんだもん。
そんな私も今では立派な神羅のイヌになりました。
そして同時期に出た名作といえばFFTだ。
ATBシステムに慣れていた私はシミュレーションバトルが当時はまだまだ苦手で、しかも序盤もなかなか難しい。あ、あなたもそうでしたか?お察しの通りドーターのスラム街ですね。
こちらも大人になって獅子戦争できちんと自力でクリアするんだけど、分厚い小説を読んでるような重厚なストーリーがとてもとても好きだった。そりゃ銀河英雄伝説にもハマるわな
ストーリーがいかにおもしろいかは「語る術がござらん!」なのでプレイしてくれ
でも、当時から音楽は本当に好きだった。ゲームはうまくできなくても「Remnants」がもう抜群に、グンバツに好きだった。家畜に神はいない!
オープニングも獅子戦争プレイ中では曲を聞くためにいつも流してた。どれぐらい飛ばせないオープニングだったかというとクロノクロス、幻想水滸伝3と並ぶぐらい私の中では飛ばせなかった。
「Trisection」「緊迫1」「雷神シドのテーマ」なんかもすき。もちろん岩田さんの曲もすきだ
だから崎元仁氏のお名前を見た時も胸が躍ったわけよ。お名前の所にはFFTのタイトル名は書かれていなかったけど、私は崎元さんのタクティクスの音楽が小さい頃から根付いている。
12もやりましたけどね。あれは「自由、冒険、広い世界!」みたいなアツさを感じられて爽快だった。
ただしマティウスてめーはだめだ
余談だが私の中のRPG主人公3トップの一角にラムザがいる。(他はルーク・フォン・ファブレとブラッド・ボアル)
先日ディリータ推しのお友達と遊んだ時にビールを飲みながら「ラムザの魅力とは?」と聞かれたので、「世界から孤立しても自分の信じる正義と信念を貫いたところ」って言ったんだけど「それ、ディリータもなんだよ」って返されて「Oh…」てなった
これだからタクティクスはロ~マンティックなんだよ
そんなこんなで期待せずにいられない制作陣なわけである。
開発スタッフの方も皆様、「夢中になってゲームを遊んでいた頃の気持ち」「没入感」って言葉をたくさん使っている。
私はやっぱりJRPGが好きなので、スマホゲームでも好んでRPG路線のものをチョイスする。すぐ世界救いたくなるタイプ。ハマってると仕事してても「今この間にも世界は…!」てなっちゃう。
しかしスマホゲームって今はもう飽和状態な気がしていて。
ここにきて時間を忘れて遊んでいたあの時のワクワク感を、なんてことを言われ、あの制作陣にストーリーに曲にマップにキャラ絵にトレーラー見せられちゃったらこれは。
楽しみすぎるぞ。
好きだったRPG系のゲームでもストーリー追いたいのにイベントの山になって寄り道しすぎてしまい、結局本編どんな話だっけ?って続かなくなってしまったことなどがある。
終わらせないために、長く遊べるための工夫なんだとは思うんだけど。
私はやり込み要素よりまずストーリーを追いたい人間なので、「しっかりエンディングをつくる」という点も非常にポイント高い。
ありがとう野島さん。
兄の方が先にシン倒すと思ってたのにナギ平原ついてからモンスター討伐にハマりすぎてて進度抜かしちゃったもんね。
先にちらっと書いたクラウドにも通じるような「主人公の少年の成長」って私が一番グッときてしまうテーマなので、その辺もとっても楽しみ。
ライはどんな冒険をして、どんな出会いと別れがあって、広い世界でどんな風に生きていくんだろう。
見守りたいと思います。
世界に果てなんかなかったんだってジャスティンが言ってた。
映画や小説や漫画もそうだと思うんだけど、ゲームも昔プレイしたタイトルを大人になって遊ぶと当時は全然気にしてなかったイベントシーンでいきなり号泣しちゃったりする。
私はそういう所で「大人になった自分」の変化を感じるのがとても好きなので、死ぬまでゲームは続けていきたいと思う。
だからこれは、バベルを始める前の自分の気持ちを書きとめておく為にも書いている。
エンディングを見てから読み直すと、どんな事を思うんだろう。
楽しみで仕方ない。
エンディングまで泣くんじゃない。
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